がんの先進医療

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民間の生命保険において、先進医療特約に入っていますか。

私は一応入っています。先進医療は高額医療で、最先端治療というイメージです。

しかし、その種類は多く、全て把握できていません。

どんな先進医療が、どこで受けられるのか知っておく事は重要だと思います。

厚生労働省のホームページを参考にしましたが、正直見にくかったです。

そこで、がんの先進医療のみ、まとめました。

がんの先進医療(2019)

先進医療と特徴

先進医療は、国が定める一定の施設基準をクリアした病院が、保険診療と併用して実施可能な医療技術のことです。

つまり、まだ保険診療として認めるほどの治療効果は見込めない(エビデンスが確立されていない)が、高度な医療技術で効果が期待できる治療と言えます。

先進医療の費用

先進医療は全て自己負担です。

自由診療も自己負担ですね。

この違いは、一部医療保険適用になるということです。

先にも述べましたが、先進医療は保険診療と併用して実施可能です。

薬代、検査代、診療代などは、保険給付の対象となり、高額療養費制度が適応されます。先進医療

先進医療は税金控除が受けられる

先進医療の領収書は必ず捨てずに保管して下さい。

確定申告のさいに医療費控除の手続きを行う事で、住民税や所得税の控除が受けられます。

詳しくはお住まいの役所で確認されてください。

先進医療AとBの違い

先進医療A

  • 未承認、適応外の医薬品、医療機器の使用を伴わない医療技術
  • 未承認、適応外の体外診断薬の使用を伴う医療技術等であって当該検査薬などの使用による人体への影響が極めて少ないもの

先進医療B

  • 未承認、適応外の医薬品、医療機器の使用を伴う医療技術
  • 未承認、適応外の体外診断薬の使用を伴う医療技術等であって、当該医療技術の安全性、有効性などに鑑み、その実施に係り、実施環境、技術の効果などについて特に重点的な観察・評価を要するものと判断されるもの

つまり、

先進医療Aは「有効性がある程度明らかな治療」

先進医療Bは「有効性が必ずしも明らかでないが、期待できる治療」

と言い換えられます。昔の高度医療という言葉はなくなり、現在は先進医療の中に組み込まれました。(多分、先進医療Bへ)

先進医療と治験の違い

混在して考えている方もいますが、先進医療と治験は全くの別物です。

先進医療は効果を立証する目的で行われる

治験は副作用を確認するために行われる

というイメージで良いかと思います。

また、先進医療は自己負担が発生しますが、治験は自己負担はとても少ないです。




これより先は、とても長いです。パソコンの方は、「Ctrl」+「F」の検索で、知りたいキーワードを入力する事をおススメします。

先進医療一覧と受けられる医療機関名

【先進医療A】

陽子線治療

⇒放射線の一種である粒子線(陽子線)を病巣に照射することにより悪性腫瘍を治療する。

適応:頭頚部腫瘍(脳腫瘍を含む。)肺・縦隔腫瘍、消化管腫瘍、肝胆膵腫瘍、泌尿器腫瘍、乳腺・婦人科腫瘍又は転移性腫瘍(いずれも根治的な治療法が可能なものに限る。)

医療機関
北海道 北海道大学病院
北海道 社会医療法人禎心会 札幌禎心会病院
長野県 社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
福島県 一般財団法人脳神経疾患研究所附属 南東北がん陽子線治療センター
千葉県 国立がん研究センター東病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
福井県 福井県立病院
茨城県 筑波大学附属病院
愛知県 名古屋市立西部医療センター
愛知県 成田記念陽子線センター
大阪府 医療法人伯鳳会 大阪陽子線クリニック
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター附属神戸陽子線センター
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター
奈良県 社会医療法人高清会 高井病院
京都府 京都府立医科大学附属病院
岡山県 津山中央病院
鹿児島県 一般財団法人メディポリス医学研究所 メディポリス国際陽子線治療センター

重粒子線治療

⇒重粒子線(炭素イオン線)を体外から病巣に対して照射する治療法。

適応:肺・縦隔腫瘍、消化管腫瘍、肝胆膵腫瘍、泌尿器腫瘍、乳腺・婦人科腫瘍又は転移性腫瘍(いずれも根治的な治療法が可能なものに限る。)

医療機関
群馬県 群馬大学医学部附属病院
千葉県 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院
神奈川県 神奈川県立がんセンター
大阪府 大阪重粒子線センター
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター
佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

抗悪性腫瘍治療における薬剤耐性遺伝子検査

適応:手術中に得られた組織からPCR法にて抗がん剤耐性遺伝子を測定し、腫瘍に対する抗がん剤の感受性を知ることができる。これに基づいて抗がん剤を使用することにより、より高い効果を得、不必要な副作用を避けることができる。

医療機関
青森県 弘前大学医学部附属病院
宮城県 宮城県立がんセンター
福井県 福井大学医学部附属病院
東京都 慶應義塾大学病院
東京都 東京大学医学部附属病院
千葉県 千葉県がんセンター
愛知県 医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院
愛知県 名古屋大学医学部附属病院
兵庫県 神戸大学医学部附属病院
香川県 香川大学医学部附属病院
福岡県 九州大学病院
熊本県 熊本大学医学部附属病院
佐賀県 佐賀大学医学部附属病院
宮崎県 宮崎大学医学部附属病院
大分県 大分大学医学部附属病院
沖縄県 琉球大学医学部附属病院

泌尿生殖器腫瘍後腹膜リンパ節転移に対する腹腔鏡下リンパ節郭清術

⇒手術中に得られた組織からPCR法にて抗がん剤耐性遺伝子を測定し、腫瘍に対する抗がん剤の感受性を知ることができる。これに基づいて抗がん剤を使用することにより、より高い効果を得、不必要な副作用を避けることができる。

適応:悪性脳腫瘍

医療機関
宮城県 東北大学病院
東京都 杏林大学医学部付属病院
愛知県 国立大学法人 名古屋大学医学部附属病院
大阪府 大阪医科大学附属病院
京都府 京都府立医科大学附属病院
岡山県 川崎医科大学附属病院

樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法

⇒がんワクチンによって、がん細胞に対する特異的な免疫を担当するTリンパ球を活性化し、患者自身の免疫系によりがんを攻撃する。活性化Tリンパ球移入療法とは異なり、がん細胞に特異的なTリンパ球のみを活性化する点が特徴。

適応:腫瘍抗原を発現する消化管悪性腫瘍(食道がん、胃がん又は大腸がんに限る。)、原発性若しくは転移性肝がん、膵臓がん、胆道がん、進行再発乳がん又は肺がん

医療機関
東京都 東京女子医科大学病院

自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた活性化自己リンパ球移入療法

⇒末梢血から採取した自己リンパ球と、自己の腫瘍と混合培養するなどして接触させた樹状細胞、もしくは、既に体内で腫瘍と接触のあったと考えられる腫瘍浸潤リンパ節由来樹状細胞とを、体外でインターロイキン2などの存在下で培養し、腫瘍に特異的と期待されるキラー細胞を誘導し、増殖させ、再び体内に戻す療法。

適応:がん性の胸水若しくは腹水又は進行がん

医療機関
岡山県 川崎医科大学付属病院

MRI撮影及び超音波検査融合画像に基づく前立腺針生検法

⇒まず、血清PSA 値が4.0ng/mL 以上20.0ng/mL 以下の患者を候補とする。候補患者に対してMRI を実施し、Significant cancer が疑われた症例のうち、除外基準を満たさない患者を選定する。本生検では、事前にBioJet ソフトウェアにMRI(DICOM 画像)を取り込み、前立腺尖部から底部まで、および癌を疑う部位(Region of Interests, ROI)のセグメンテーション(輪郭を明確に示すこと)を行い、画像処理技術により、3 次元モデルを作成。座標センサーが搭載されたアームに取りつけられた経直腸的超音波プローブを肛門から挿入。MRI の3 次元モデルとリアルタイムのTRUS 前立腺画像をプローブのマニュアル操作および弾性融合機能により一致させる。前立腺観察時のプローブの動きは、座標センサーによりBioJet ソフトウェアに認識されるため、TRUS により観察されている部位のMRI が、同一画面上にリアルタイムで表示される(MRI-TRUS 融合画像)。術者は、この融合画像に基づき、ROI の前立腺組織を生検することができる。

適応:前立腺がんが疑われるもの(超音波により病変の確認が困難なものに限る。)

医療機関
北海道 社会医療法人 恵佑会札幌病院
青森県 弘前大学医学部附属病院
秋田県 社会医療法人明和会 中通総合病院
福島県 一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院
東京都 順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京都 東京慈恵会医科大学附属病院
東京都 東京医科大学病院
埼玉県 社会福祉法人恩賜財団済生会支部 埼玉県済生会川口総合病院
神奈川県 東海大学医学部付属病院
愛知県 豊橋市民病院
愛知県 名古屋市立大学病院
石川県 金沢医科大学病院
石川県 公立松任石川中央病院
大阪府 耳原総合病院
奈良県 奈良県立医科大学附属病院
京都府 京都大学医学部附属病院
香川県 国家公務員共済組合連合会 高松病院

腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術

⇒早期子宮体がんで行っている腹腔鏡下子宮体がん根治術に準じた方法で手術を行う。
腹腔鏡下手術は、臍部に12mmのカメラ用トロッカーを挿入し、炭酸ガスで腹腔内にガスで気腹させ、腹部に4-5か所に5mmのトロッカーおよび下腹部正中に12mmトロッカーを挿入し行う。摘出した子宮は、膣から摘出する。骨盤リンパ節郭清術を施行し、続いて傍大動脈リンパ節郭清は開腹術における子宮体がん根治手術と同様の方法で行うこととする。
手術は、
[1]腹腔鏡下子宮全摘出術+両側附属器摘出術を行う。
[2]腹腔鏡下に骨盤リンパ節郭清術を行う。
[3]カメラを下腹部正中から上腹部の方向に向け、後腹膜を切開し、腹膜を腹壁側につり上げまたは圧拝し空間を確保し、腹大動脈、下大動脈より下腸間膜動脈・腎静脈を確認した上で、腎静脈以下の傍大動脈リンパ節郭清術を行う。

適応:子宮体がん(ステージがIA期であってグレード3若しくは特殊型(漿液性腺がん、明細胞腺がん、がん肉腫等)のもの又はステージがIB期若しくはII期と疑われるものに限る。)

医療機関
北海道 市立函館病院
北海道 JA北海道厚生連 旭川厚生病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
栃木県 地方独立行政法人 栃木県立がんセンター
石川県 国立大学法人金沢大学附属病院
石川県 石川県立中央病院
東京都 慶應義塾大学病院
東京都 公益財団法人がん研究会 有明病院
東京都 日本医科大学付属病院
埼玉県 越谷市立病院
神奈川県 聖マリアンナ医科大学病院
神奈川県 医療法人社団三成会 新百合ヶ丘総合病院
神奈川県 横浜市立市民病院
愛知県 豊橋市民病院
大阪府 関西電力病院
大阪府 大阪大学医学部附属病院
大阪府 公益財団法人田附興風会医学研究所 北野病院
大阪府 近畿大学病院
大阪府 大阪医科大学附属病院
三重県 国立大学法人三重大学医学部附属病院
京都府 京都大学医学部附属病院
兵庫県 神戸市立医療センター中央市民病院
島根県 国立大学法人島根大学医学部附属病院
岡山県 倉敷成人病センター
福岡県 福岡県済生会福岡総合病院
福岡県 九州大学病院
福岡県 久留米大学病院
鹿児島県 鹿児島大学病院

Birt-Hogg-Dube(BHD)症候群の遺伝子診断

⇒遺伝子診断によって腎癌の早期発見・早期治療が可能となる。また反復性気胸や皮膚腫瘍の治療にも有益で、BHD 症候群が疑われる同胞等の診断・治療にもつながる。

適応:BHD 症候群及びBHD 症候群が疑われる気胸・肺嚢胞・皮膚腫瘍・腎腫瘍の患者

医療機関
神奈川県 公立大学法人 横浜市立大学附属病院




【先進医療B】

パクリタキセル静脈内投与(一週間に一回投与するものに限る。)及びカルボプラチン腹腔内投与(三週間に一回投与するものに限る。)の併用療法

⇒局所麻酔または硬膜外麻酔下の小開腹を行い、腹腔ポートを留置する。このポートより、カルボプラチンを腹腔内に直接投与する。また、全身化学療法としてパクリタキセル経静脈内投与を併用する。

適応:上皮性卵巣がん、卵管がん又は原発性腹膜がん

医療機関
新潟県 新潟県立がんセンター 新潟病院
新潟県 新潟大学医歯学総合病院
青森県 弘前大学医学部附属病院
岩手県 岩手医科大学附属病院
宮城県 東北大学病院
福井県 福井大学医学部附属病院
栃木県 自治医科大学附属病院
栃木県 地方独立行政法人 栃木県立がんセンター
群馬県 群馬大学医学部附属病院
群馬県 群馬県立がんセンター
東京都 公益財団法人がん研究会 有明病院
東京都 昭和大学病院
東京都 慶應義塾大学病院
東京都 東京女子医科大学東医療センター
東京都 順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京都 東京慈恵会医科大学附属病院
東京都 東京慈恵会医科大学附属第三病院
埼玉県 埼玉医科大学国際医療センター
埼玉県 埼玉医科大学総合医療センター
神奈川県 東海大学医学部付属病院
千葉県 東京慈恵会医科大学附属柏病院
神奈川県 横浜市立市民病院
茨城県 筑波大学附属病院
愛知県 愛知県がんセンター
大阪府 市立貝塚病院
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
大阪府 大阪医科大学附属病院
大阪府 大阪大学医学部附属病院
兵庫県 兵庫医科大学病院
兵庫県 兵庫県立がんセンター
三重県 三重大学医学部附属病院
京都府 京都府立医科大学附属病院
奈良県 奈良県立医科大学附属病院
広島県 独立行政法人国立病院機構 呉医療センター 中国がんセンター
広島県 市立三次中央病院
広島県 広島県厚生農業協同組合連合会 廣島総合病院
愛媛県 独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター
鳥取県 鳥取市立病院
福岡県 独立行政法人国立病院機構九州医療センター
長崎県 社会福祉法人恩賜財団済生会支部 済生会長崎病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター

十二種類の腫瘍抗原ペプチドによるテーラーメイドのがんワクチン療法

⇒血液検査にてヒト白血球抗原(HLA)のタイプがHLA-A24陽性であることを確認する。
次に、HLA-A24により特異的に抗原提示される12種類のがんペプチドに対する血液中の抗体量を測定し、抗体量の多い、つまり免疫反応性が高いと推測されるがんペプチドを最大4種類まで選択する。以上のように患者個別に選択したがんペプチドワクチンを、それぞれ週に1回の頻度で皮下注射し、計8回投与にて第1治療期間終了とする。第2治療期間以降は2週間に1回の頻度とし、1治療期間の投与回数は同様に計8回とする。

適応:ホルモン不応性再燃前立腺がん(ドセタキセルの投与が困難な者であって、HLA―A24が陽性であるものに係るものに限る。)

医療機関
青森県 弘前大学医学部附属病院
東京都 東京慈恵会医科大学附属病
埼玉県 獨協医科大学越谷病院
神奈川県 神奈川県立がんセンター
大阪府 近畿大学病院
福岡県 久留米大病院
福岡県 久留米大学病院
鹿児島県 鹿児島大学病院

ペメトレキセド静脈内投与及びシスプラチン静脈内投与の併用療法

⇒PEM+CDDP併用療法は、1日目にPEMは500mg/m2とCDDPは75 mg/m2を投与し、3週毎に4回投与する。進行非扁平上皮非小細胞肺癌に対する有効性、および安全性が確立した治療であり、さらには術後補助化学療法としても期待されている治療法である。

適応:肺がん(扁平上皮肺がん及び小細胞肺がんを除き、病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。)

医療機関
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
新潟県 新潟県立がんセンター新潟病院
宮城県 一般財団法人厚生会仙台厚生病院
長野県 信州大学医学部附属病院
東京都 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院
東京都 東京医科大学病院
東京都 順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京都 東京都立駒込病院
東京都 公益財団法人がん研究会 有明病院
東京都 帝京大学医学部附属病院
東京都 国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院
千葉県 独立行政法人国立がん研究センター東病院
千葉県 千葉大学医学部附属病院
埼玉県 埼玉県立がんセンター
埼玉県 埼玉医科大学国際医療センター
神奈川県 神奈川県立循環器呼吸器病センター
神奈川県 横浜市立市民病院
神奈川県 神奈川県立病院機構 神奈川県立がんセンター
愛知県 国立病院機構名古屋医療センター
愛知県 名古屋第一赤十字病院
愛知県 愛知県がんセンター
愛知県 名古屋大学医学部附属病院
愛知県 名古屋第二赤十字病院
大阪府 大阪市立大学医学部附属病院
大阪府 近畿大学病院
大阪府 大阪市立総合医療センター
大阪府 公益財団法人田附興風会医学研究所 北野病院
大阪府 独立行政法人国立病院機構近畿中央胸部疾患センター
大阪府 大阪はびきの医療センター
京都府 京都大学医学部附属病院
兵庫県 神戸市立医療センター中央市民病院
兵庫県 兵庫県立がんセンター
和歌山県 日本赤十字社和歌山医療センター
和歌山県 和歌山県立医科大学附属病院
岐阜県 岐阜市民病院
広島県 広島大学病院
広島県 地方独立行政法人広島市立病院機構 広島市立広島市民病院
岡山県 財団法人 倉敷中央病院
岡山県 岡山大学病院
山口県 独立行政法人国立病院機構山口宇部医療センター
愛媛県 独立行政法人国立病院機構四国がんセンター
岡山県 川崎医科大学附属病院
鳥取県 鳥取大学医学部附属病院
福岡県 独立行政法人国立病院機構九州がんセンター
福岡県 独立行政法人国立病院機構九州医療センター
福岡県 産業医科大学病院
福岡県 九州大学病院
熊本県 熊本大学医学部附属病院
大分県 大分大学医学部附属病院
長崎県 長崎大学病院

ゾレドロン酸誘導γδT細胞を用いた免疫療法

⇒患者末梢血から単核細胞(PBMC)を採取し、その中に含まれるγδT細胞をゾレドロン酸とIL-2を用いて体外で刺激培養した後、再び患者の体内に戻す(点滴静注)。アフェレーシスで採取したPBMCを分注して凍結保存し、培養に用いる。γδT細胞の投与(点滴静注)を2週間毎に6回実施する。効果が確認された患者ではさらに治療を継続する。

適応:非小細胞肺がん(従来の治療法に抵抗性を有するものに限る。)

医療機関
東京都 東京大学医学部附属病院
東京都 慶應義塾大学病院






NKT細胞を用いた免疫療法

⇒標準治療終了後の頭頸部扁平上皮がんを適応症とした、末梢血単核球由来の培養細胞にNKT 細胞特異的リガントを提示させて鼻粘膜に投与し、内在性NKT 細胞を活性化させ抗腫瘍効果を得る新規の免疫細胞治療である。

適応:頭頸部扁平上皮がん(診断時のステージがIV期であって、初回治療として計画された一連の治療後の完全奏功の判定から八週間以内の症例(当該期間内に他の治療を実施していないものに限る。)に限る。)

医療機関
千葉県 千葉大学医学部付属病院

経皮的乳がんラジオ波焼灼療法

⇒全身麻酔導入後、通常は、RFA治療前にセンチネルリンパ節生検を施行する。RFAの手技はUSで腫瘍を確認し穿刺部位を決定したのち、穿刺予定部位を消毒、局所麻酔を行なう。US画像をガイドとして電極針を腫瘍に刺入して、ジェネレーターというラジオ波発生装置に接続し、通電を開始する。1回の通電につき通常10分前後でインピーダンスが上昇し、通電完了する。通電終了後は電極針を抜去する。USを再度撮像し、治療効果および合併症の有無を観察し、治療終了となる。治療時間は検査、準備も含めて約20分である。RFA施行後、数週間後より通常の乳房照射を追加し局所治療を終了する

適応:早期乳がん(長径が一・五センチメートル以下のものに限る。)

医療機関
北海道 独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター
群馬県 群馬県立がんセンター
岐阜県 国立大学法人岐阜大学医学部附属病院
東京都 独立行政法人国立がん研究センター中央病院
千葉県 独立行政法人国立がん研究センター東病院
千葉県 千葉県がんセンター
広島県 地方独立行政法人広島市立病院機構 広島市立広島市民病院
岡山県 岡山大学病院
愛媛県 独立行政法人国立病院機構四国がんセンター

インターフェロンα皮下投与及びジドブジン経口投与の併用療法

⇒くすぶり型と慢性型成人T 細胞白血病リンパ腫(ATL)に対してIFNα/AZT 療法群とWatchful waiting群の2群に無作為割り付けを実施。IFNα/AZT 療法群に割りつけられた症例には、レトロビルカプセル(600 mg)を連日経口投与する。また、IFNαとしてスミフェロン注DS 300万単位を1サイクル目には1日1回連日皮下投与し、day8から600万単位に増量する。2サイクル目以降はday1から600万単位を投与する。1治療サイクルを28日(4週)とし、 第4治療サイクルからはレトロビルカプセル(400 mg)を連日経口投与、スミフェロン注DS 300万単位を連日皮下投与に減量する。当初10日間入院し、以後外来治療を増悪または毒性中止まで継続する。この間、2週毎に外来受診し、日和見感染予防薬の連日内服と定期的な診察と血液/画像検査を行う。

適応:くすぶり型と慢性型成人T 細胞白血病リンパ腫(ATL)

医療機関
北海道 社会医療法人北楡会 札幌北楡病院
東京都 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院
千葉県 独立行政法人国立がん研究センター東病院
愛知県 独立行政法人国立病院機構 名古屋医療センター
愛知県 名古屋大学医学部附属病院
愛知県 愛知県厚生農業協同組合連合会豊田厚生病院
愛媛県 愛媛大学医学部附属病院
三重県 三重大学医学部附属病院
福岡県 福岡大学病院
福岡県 国立病院機構九州医療センター
福岡県 国立病院機構九州がんセンター
福岡県 産業医科大学病院
熊本県 熊本大学医学部附属病院
鹿児島県 鹿児島大学病院
鹿児島県 公益財団法人慈愛会 今村総合病院
長崎県 日本赤十字社 長崎原爆病院
長崎県 地方独立行政法人 佐世保市総合医療センター
沖縄県 琉球大学医学部附属病院

腹腔鏡下センチネルリンパ節生検

⇒まず放射性同位元素と色素を用いてセンチネルリンパ節を見つけ出し、腹腔鏡の補助下で摘出して生検を行います。その結果、センチネルリンパ節にがんが転移していなければ、そのリンパ節への転移はないとみなすことができ、必要以上のリンパ節切除を省略することができることで、手術範囲を適切に縮小し、体への負担を軽くするとともに術後の機能低下や喪失をできるだけ小さくするための技術です

適応:早期胃がん(術前診断T1N0M0、腫瘍長径4cm以下と診断)

医療機関
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
静岡県 浜松医科大学医学部附属病院
東京都 慶應義塾大学病院
東京都 東京慈恵会医科大学附属病院
千葉県 東京慈恵会医科大学附属柏病院
千葉県 千葉大学医学部附属病院
神奈川県 東海大学医学部付属病院
埼玉県 防衛医科大学校病院
石川県 国立大学法人金沢大学附属病院
石川県 金沢医科大学病院
石川県 石川県立中央病院
三重県 三重大学医学部附属病院
鹿児島県 鹿児島大学病院

放射線照射前に大量メトトレキサート療法を行った後のテモゾロミド内服投与及び放射線治療の併用療法並びにテモゾロミド内服投与の維持療法

⇒初発中枢神経系原発悪性リンパ腫(PCNSL)に対する照射前大量メトトレキサート療法(HD-MTX療法)+テモゾロミド(TMZ)併用放射線療法+維持TMZ療法。

適応:初発の中枢神経系原発悪性リンパ腫(病理学的見地からびまん性大細胞型B細胞リンパ腫であると確認されたものであって、原発部位が大脳、小脳又は脳幹であるものに限る。)

医療機関
北海道 北海道大学病院
青森県 弘前大学医学部附属病院
山形県 山形大学医学部附属病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
宮城県 東北大学病院
岩手県 岩手医科大学附属病院
新潟県 新潟大学医歯学総合病院
東京都 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院
東京都 杏林大学医学部付属病院
東京都 慶應義塾大学病院
東京都 東京大学医学部附属病院
東京都 日本大学医学部附属板橋病院
千葉県 千葉大学医学部附属病院
埼玉県 埼玉医科大学国際医療センター
神奈川県 北里大学病院
茨城県 筑波大学附属病院
栃木県 獨協医科大学病院
愛知県 藤田医科大学病院
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
大阪府 関西医科大学附属病院
大阪府 大阪大学医学部附属病院
京都府 京都大学医学部附属病院
兵庫県 神戸大学医学部附属病院
広島県 広島大学病院
岡山県 岡山大学病院
福岡県 九州大学病院
熊本県 熊本大学医学部附属病院
鹿児島県 鹿児島大学病院
大分県 大分大学医学部附属病院

NKT細胞を用いた免疫療法

⇒NKT細胞は特異的リガンドであるαガラクトシルセラミドにより活性化すると強力な抗腫瘍効果を示すと同時に,他の免疫担当細胞を活性化するアジュバント効果を示し,抗腫瘍効果を発揮する。体内NKT細胞の活性化を誘導するために,末梢血から成分採血で単核球を採取して1?2週間培養を行い,樹状細胞を誘導する。投与前にαガラクトシルセラミドを樹状細胞に提示させ,本人の静脈内へ培養1週目と2週目に点滴投与する。投与されたαガラクトシルセラミド提示細胞が体内NKT細胞を活性化し,抗腫瘍効果を発揮する。

適応:肺がん(小細胞肺がんを除き、ステージがIIA期、IIB期又はIIIA期であって、肉眼による観察及び病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。)

医療機関
愛知県 独立行政法人 国立病院機構 名古屋医療センター
岐阜県 国立病院機構長良医療センター
大阪府 国立病院機構大阪医療センター
三重県 国立病院機構三重中央医療センター
山口県 国立病院機構山口宇部医療センター
愛媛県 国立病院機構四国がんセンター
福岡県 国立病院機構九州医療センター
福岡県 国立病院機構福岡病院
福岡県 国立病院機構福岡東医療センター
福岡県 国立病院機構九州がんセンター
佐賀県 国立病院機構嬉野医療センター
長崎県 国立病院機構長崎医療センター
大分県 国立病院機構別府医療センター
大分県 国立病院機構大分医療センター
鹿児島県 国立病院機構南九州病院

C11標識メチオニンを用いたポジトロン断層撮影による再発の診断

⇒HER2過剰発現が確認された高度リンパ節転移を有する胃癌に対するトラスツズマブ併用術前化学療法(S-1+CDDP+トラスツズマブ併用療法)が、術前化学療法(S-1+CDDP併用療法)に対してprimary endpointである全生存期間において有意に上回るかどうかを判断する。

適応:頭頸部腫瘍(原発性若しくは転移性脳腫瘍(放射線治療を実施した日から起算して半年以上経過した患者に係るものに限る。)又は上咽頭、頭蓋骨その他脳に近接する臓器に発生する腫瘍(放射線治療を実施した日から起算して半年以上経過した患者に係るものに限る。)であり、かつ、再発が疑われるものに限る。)

医療機関
北海道 北海道大学病院
大阪府 大阪大学医学部附属病院
福島県 公立大学法人福島県立医科大学附属病院

術前のS-1内服投与、シスプラチン静脈内投与及びトラスツズマブ静脈内投与の併用療法

⇒HER2過剰発現が確認された高度リンパ節転移を有する胃癌に対するトラスツズマブ併用術前化学療法(S-1+CDDP+トラスツズマブ併用療法)

適応:切除が可能な高度リンパ節転移を伴う胃がん(HER2が陽性のものに限る。)

医療機関
北海道 社会福祉法人函館厚生院 函館五稜郭病院
北海道 社会医療法人 恵佑会札幌病院
岩手県 岩手医科大学附属病院
新潟県 新潟県立がんセンタ一新潟病院
新潟県 長岡中央綜合病院
山形県 山形県立中央病院
富山県 富山県立中央病院
岐阜県 岐阜市民病院
岐阜県 岐阜大学医学部附属病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
静岡県 地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立総合病院
宮城県 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター
宮城県 宮城県立がんセンター
石川県 石川県立中央病院
東京都 東京医科歯科大学医学部附属病院
東京都 国立がん研究センター中央病院
東京都 東京都立墨東病院
埼玉県 埼玉医科大学国際医療センター
埼玉県 埼玉県立がんセンター
千葉県 国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院
神奈川県 北里大学病院
神奈川県 神奈川県立がんセンター
栃木県 地方独立行政法人栃木県立がんセンター
愛知県 愛知県がんセンター
愛知県 名古屋大学医学部附属病院
大阪府 独立行政法人労働者健康安全機構 大阪労災病院
大阪府 地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター
大阪府 大阪大学医学部附属病院
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
大阪府 独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター
大阪府 関西医科大学附属病院
大阪府 近畿大学病院
大阪府 大阪医科大学附属病院
大阪府 市立豊中病院
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター
兵庫県 市立伊丹病院
兵庫県 兵庫医科大学病院
兵庫県 独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院
兵庫県 兵庫県立がんセンター
兵庫県 神戸大学医学部附属病院
京都府 独立行政法人国立病院機構 京都医療センター
和歌山県 和歌山県立医科大学附属病院
広島県 広島大学病院
広島県 福山市民病院
広島県 地方独立行政法人広島市立病院機構 広島市立広島市民病院
愛媛県 独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター
徳島県 徳島赤十字病院
大分県 大分大学医学部附属病院





周術期カルペリチド静脈内投与による再発抑制療法

⇒非小細胞肺癌の術後再発を抑制する目的で、ヒト心房性ナトリウム利尿ぺプチド(hANP) を周術期投与する。

適応:非小細胞肺がん(CT撮影により非浸潤がんと診断されたものを除く。)

医療機関
北海道 北海道大学病院
山形県 山形大学医学部附属病院
山形県 山形県立中央病院
東京都 東京大学医学部附属病院
千葉県 国立研究開発法人国立がん研究センター東病院
大阪府 国立病院機構大阪刀根山医療センター
大阪府 大阪大学医学部附属病院
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
大阪府 大阪はびきの医療センター
兵庫県 神戸大学医学部附属病院

FOLFIRINOX療法

⇒5-FU・イリノテカン・オキサリプラチンの3種類の抗がん剤に、5-FUの増強剤であるレボホリナートを加えた多剤併用の治療法

適応:胆道がん(切除が不能と判断されたもの又は術後に再発したものに限る。)

医療機関
東京都 東京大学医学部附属病院
東京都 公益財団法人がん研究会 有明病院
東京都 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院
東京都 杏林大学医学部付属病院
東京都 順天堂大学医学部附属順天堂医院
千葉県 国立がん研究センター東病院
神奈川県 神奈川県立がんセンター
大阪府 大阪国際がんセンター
京都府 京都大学医学部附属病院
徳島県 徳島大学病院

内視鏡下手術用ロボットを用いた腹腔鏡下広汎子宮全摘術

⇒従来は開腹手術で行われていたが、出血量の少ない内視鏡下のロボット手術。

適用:子宮頸がん(FIGOによる臨床進行期分類がIB期以上及びIIB期以下の扁平上皮がん又はFIGOによる臨床進行期分類がIA2期以上及びIIB期以下の腺がんであって、リンパ節転移及び腹腔内臓器に転移していないものに限る。)

医療機関
青森県 弘前大学医学部附属病院
静岡県 静岡県立総合病院
宮城県 東北大学病院
東京都 東京医科大学病院
東京都 昭和大学病院
神奈川県 公立大学法人 横浜市立大学附属病院
茨城県 筑波大学附属病院
愛知県 豊橋市民病院
大阪府 近畿大学病院
京都府 京都大学医学部附属病院
島根県 島根大学医学部附属病院
鹿児島県 鹿児島大学病院

陽子線治療

⇒本治療法は、加速された粒子線の一種である陽子線を患者の腫瘍性病変に照射して治療する。投与線量は、1回6.6GyE、1日1回、計10回、週5回、総線量66GyEとする。

適応:肝細胞がん(初発のものであって、肝切除術、肝移植術、エタノールの局所注入、マイクロ波凝固法又はラジオ波焼灼療法による治療が困難であり、かつChild―Pugh分類による点数が七点未満のものに限る。)

医療機関
北海道 北海道大学病院
福井県 福井県立病院
福島県 一般財団法人脳神経疾患研究所附属 南東北がん陽子線治療センター
長野県 社会医療法人財団慈泉会 相澤病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
千葉県 国立がん研究センター東病院
茨城県 筑波大学附属病院
愛知県 名古屋市立西部医療センター
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター
岡山県 津山中央病院
鹿児島県 一般社団法人メディポリス医学研究所 メディポリス国際陽子線治療センター

重粒子線治療

⇒重粒子線治療は、重粒子線照射装置を用いて1日1回行う。 1回15.0Gy(RBE)、合計4 回、総線量60.0Gy(RBE)(週4回法)。

適応:肝細胞がん(初発のものであって、肝切除術、肝移植術、エタノールの局所注入、マイクロ波凝固法又はラジオ波焼灼療法による治療が困難であり、かつChild―Pugh分類による点数が七点未満のものに限る。)

医療機関
神奈川県 神奈川県立がんセンター
千葉県 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院
群馬県 群馬大学医学部附属病院
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター
佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

重粒子線治療

⇒医用重粒子加速器および照射装置を用い、1日1回15.0GyE、計4回、総線量60.0GyEの重粒子線治療を行う。照射法は1日2門以上、総照射門数4門以上の呼吸同期照射、治療期間は15日以内。

適応:非小細胞肺がん(ステージがI期であって、肺の末梢に位置するものであり、かつ肺切除術が困難なものに限る。)

医療機関
千葉県 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院
神奈川県 神奈川県立がんセンター
群馬県 群馬大学医学部附属病院
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター
佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

ゲムシタビン静脈内投与及び重粒子線治療の併用療法

⇒重粒子線治療開始と同時に、ゲムシタビン(GEM)治療を開始する。GEMは1回1000mg/m2を30分かけて点滴静注し、週1回投与を3週連続し、4週目は休薬する。

適応:膵臓がん(遠隔転移しておらず、かつ、TNM分類がT4のものに限る。)

医療機関
千葉県 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院
神奈川県 神奈川県立がんセンター
群馬県 群馬大学医学部附属病院
佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

ゲムシタビン静脈内投与、ナブ―パクリタキセル静脈内投与及びパクリタキセル腹腔内投与の併用療法

⇒ゲムシタビン/ナブ-パクリタキセル点滴静注+PTX 腹腔内投与併用療法を施行。

適応:腹膜播種を伴う膵臓がん

医療機関
東京都 東京大学医学部付属病院

治療抵抗性の子宮頸がんに対するシスプラチンによる閉鎖循環下骨盤内非均衡灌流療法

⇒本治療法は動注化学療法に体外循環を組み合わせた体外循環動注化学療法であり、骨盤内悪性腫瘍の薬剤流入路である動脈と、薬剤流出路である静脈を制御することで標的領域を閉鎖循環下に管理することで全身への抗がん剤漏出を防ぐことが可能。

適応:子宮頸がん(術後に再発したものであって、同時化学放射線療法に不応かつ手術が不能なものに限る。)

医療機関
東京都 日本医科大学付属病院

術後のカペシタビン内服投与及びオキサリプラチン静脈内投与の併用療法

⇒術後化学療法の効果判定。

適応:小腸腺がん(ステージがI期、II期又はIII期であって、肉眼による観察及び病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。)

医療機関
新潟県 新潟県立がんセンター新潟病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
石川県 国立大学法人金沢大学附属病院
栃木県 地方独立行政法人栃木県立がんセンター
東京都 国立がん研究センター中央病院
東京都 杏林大学医学部付属病院
埼玉県 埼玉県立がんセンター
千葉県 国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院
神奈川県 神奈川県立がんセンター
神奈川県 東海大学医学部付属病院
愛知県 愛知県がんセンター
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
大阪府 独立行政法人国立病院機構大阪医療センター
大阪府 大阪医科大学附属病院
広島県 県立広島病院
高知県 高知県・高知市病院企業団立 高知医療センター
愛媛県 独立行政法人国立病院機構四国がんセンター
福岡県 独立行政法人国立病院機構九州がんセンター
大分県 大分大学医学部附属病院
熊本県 熊本大学医学部附属病院

S-1内服投与並びにパクリタキセル静脈内及び腹腔内投与の併用療法

⇒審査腹腔鏡検査もしくはバイパス手術を行い、腹膜播種や腹腔洗浄(腹水)細胞診陽性を病理学的に診断する。腹腔内投与ルート作成のために、腹壁ポートを留置する治療開始後21日間を1コースとし、S-1は80mg/m2を14日間内服、7日間休薬。パクリタキセルは第1, 8日目に50mg/m2を経静脈投与、20mg/m2を腹腔内投与。1週間休薬後コースを繰り返す。

適応:膵臓がん(遠隔転移しておらず、かつ、腹膜転移を伴うものに限る。)

医療機関
北海道 北海道大学病院
大阪府 関西医科大学附属病院

S-1内服投与、シスプラチン静脈内投与及びパクリタキセル腹腔内投与の併用療法

⇒腹腔内投与ルート作成のために、腹壁ポートを留置する治療開始後21日間を1コースとし、S-1は80mg/m2を14日間内服、7日間休薬。パクリタキセルは第1, 8日目に50mg/m2を経静脈投与、20mg/m2を腹腔内投与。1週間休薬後コースを繰り返す。

適応:膵臓がん(遠隔転移しておらず、かつ、腹膜転移を伴うものに限る。)

医療機関
北海道 国家公務員共済組合連合会 斗南病院
新潟県 新潟県立がんセンター新潟病院
福島県 一般財団法人慈山会医学研究所付属坪井病院
福井県 福井大学医学部附属病院
石川県 国立大学法人金沢大学附属病院
東京都 帝京大学医学部附属病院
東京都 東邦大学医療センター大森病院
神奈川県 関東労災病院
栃木県 自治医科大学附属病院
愛知県 名古屋大学医学部附属病院
大阪府 公益財団法人田附興風会医学研究所 北野病院
大阪府 大阪警察病院
大阪府 市立豊中病院
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター
兵庫県 兵庫医科大学病院
兵庫県 独立行政法人労働者健康安全機構関西労災病院
徳島県 徳島大学病院
福岡県 独立行政法人国立病院機構九州がんセンター
福岡県 独立行政法人国立病院機構九州医療センター
鹿児島県 鹿児島大学病院

陽子線治療

⇒根治切除と陽子線治療の効果を確認する。

適応:根治切除が可能な肝細胞がん(初発のものであり、単独で発生したものであって、その長径が三センチメートルを超え、かつ、十二センチメートル未満のものに限る。)

医療機関(陽子線治療)
北海道 北海道大学病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
千葉県 国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院
茨城県 筑波大学附属病院
愛知県 名古屋市立西部医療センター
兵庫県 兵庫県立粒子線医療センター
医療機関(外科治療)
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
東京都 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院
東京都 帝京大学医学部附属病院
東京都 杏林大学医学部付属病院
埼玉県 埼玉県立がんセンター
千葉県 国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院
千葉県 千葉県がんセンター
神奈川県 公立大学法人横浜市立大学附属市民総合医療センター
神奈川県 神奈川県立がんセンター
栃木県 地方独立行政法人栃木県立がんセンター
栃木県 自治医科大学附属病院
石川県 国立大学法人金沢大学附属病院
大阪府 独立行政法人国立病院機構大阪医療センター
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
大阪府 関西医科大学附属病院
兵庫県 神戸大学医学部附属病院
福岡県 独立行政法人国立病院機構九州がんセンター

ニボルマブ静脈内投与及びドセタキセル静脈内投与の併用療法

⇒ニボルマブ単独投与とニボルマブ+ドセタキセルの併用投与を比較する。

適応:進行再発非小細胞肺がん(ステージがIIIB期、IIIC期若しくはIV期又は術後に再発したものであって、化学療法が行われたものに限る。)

医療機関
北海道 独立行政法人 地域医療機能推進機構 北海道病院
青森県 弘前大学医学部附属病院
新潟県 新潟県立がんセンター新潟病院
宮城県 一般財団法人 厚生会 仙台厚生病院
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
東京都 帝京大学医学部附属病院
東京都 日本大学医学部附属板橋病院
東京都 東京都立駒込病院
東京都 日本医科大学付属病院
千葉県 千葉大学医学部附属病院
神奈川県 公立大学法人 横浜市立大学附属病院
神奈川県 公立大学法人横浜市立大学附属市民総合医療センター
神奈川県 北里大学病院
神奈川県 横浜市立市民病院
神奈川県 神奈川県立がんセンター
神奈川県 聖マリアンナ医科大学病院
栃木県 自治医科大学附属病院
栃木県 地方独立行政法人 栃木県立がんセンター
愛知県 名古屋第一赤十字病院
愛知県 藤田医科大学病院
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
大阪府 関西医科大学附属病院
大阪府 独立行政法人国立病院機構大阪医療センター
兵庫県 神戸市立医療センター中央市民病院
京都府 独立行政法人国立病院機構京都医療センター
三重県 松阪市民病院
岡山県 岡山赤十字病院
愛媛県 愛媛県立中央病院
福岡県 九州大学病院
福岡県 久留米大学病院
長崎県 独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター
長崎県 国立大学法人 長崎大学病院




術後のアスピリン経口投与療法

⇒大腸がん術後の低用量アスピリン経口投与療法による効果判定

適応:下部直腸を除く大腸がん(ステージがIII期であって、肉眼による観察及び病理学的見地から完全に切除されたと判断されるものに限る。)

医療機関
新潟県 新潟県立がんセンター新潟病院
山形県 山形県立中央病院
群馬県 群馬県立がんセンター
静岡県 静岡県立静岡がんセンター
東京都 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院
東京都 東京医科歯科大学医学部附属病院
東京都 東邦大学医療センター大橋病院
埼玉県 埼玉県立がんセンター
埼玉県 埼玉医科大学国際医療センター
埼玉県 防衛医科大学校病院
千葉県 国立がん研究センター東病院
千葉県 千葉県がんセンター
神奈川県 神奈川県立がんセンター
神奈川県 横浜市立大学附属市民総合医療センター
愛知県 愛知県がんセンター
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
兵庫県 独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院
広島県 県立広島病院
高知県 高知県・高知市病院企業団立 高知医療センター
愛媛県 独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター

重粒子線治療

⇒炭素イオン線治療(重粒子線治療)は各施設に設置された医用重粒子加速器および照射装置を用い、1 日1回4.6GyE、2 週間で6-8回を原則とし、合計16 回、総線量73.6GyE を照射する。

適応:直腸がん(術後に再発したものであって、骨盤内に限局するものに限る。)

医療機関
千葉県 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院
神奈川県 神奈川県立がんセンター
群馬県 群馬大学医学部附属病院
佐賀県 九州国際重粒子線がん治療センター

マルチプレックス遺伝子パネル検査

⇒がん遺伝子パネル検査であるTodaiOncoPanel の臨床性能を評価する

適応:固形がん(根治切除が不可能又は治療後に再発したものであって、、治療法が存在しないもの又は従来の治療法が終了しているもの若しくは従来の治療法が終了予定のものに限る。)

医療機関
山梨県 地方独立行政法人山梨県立病院機構 山梨県立中央病院
栃木県 自治医科大学附属病院
栃木県 獨協医科大学病院
東京都 東京大学医学部附属病院
東京都 公益財団法人がん研究会 有明病院
東京都 NTT東日本関東病院
東京都 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院
東京都 東京医科歯科大学医学部附属病院
東京都 国立国際医療研究センター病院
東京都 帝京大学医学部附属病院
東京都 日本大学医学部附属板橋病院
埼玉県 埼玉県立がんセンター
神奈川県 横浜市立大学附属病院

マルチプレックス遺伝子パネル検査

⇒本がん遺伝子パネル検査を次世代シーケンサー(Ion PGM? Dx Sequencer)で行う

適応:難治性固形がん(ステージがⅢ期若しくはⅣ期で手術が不能なもの又は治療後に再発したものであって、治療法が存在しないもの又は従来の治療法が終了しているもの若しくは従来の治療法が終了予定のものに限り、肉腫を除く。)

医療機関
大阪府 大阪大学医学部附属病院
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
大阪府 大阪市立大学医学部附属病院
大阪府 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター
大阪府 大阪医科大学附属病院
大阪府 関西医科大学附属病院
大阪府 近畿大学病院
大阪府 独立行政法人労働者健康安全機構 大阪労災病院
兵庫県 神戸大学医学部附属病院
兵庫県 兵庫医科大学病院
兵庫県 独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院
京都府 京都府立医科大学附属病院
奈良県 近畿大学奈良病院
奈良県 奈良県立医科大学附属病院

不可逆電気穿孔法(ナノライフ)

⇒皮膚の上から、あるいはお腹を開けて、細い電極針を、がんを取り囲むように刺し、3000ボルトの高電圧で電流を流すことにより、がん細胞にごく小さな穴をあけて死に至らしめる治療法。

適応:肝細胞がん(肝内における長径三センチメートル以下の腫瘍が三個以下又は長径五センチメートル以下の腫瘍が一個であって、肝切除術又はラジオ波焼灼療法による治療が困難であり、かつChild-Pugh分類による点数が九点以下のものに限る。)

医療機関
東京医科大学病院



先進医療まとめ

がんの先進医療は種類が多いですが、対象疾患はとても限られます。

主治医が先進医療を把握していなければ、勧められる事はまずありません。

自分で調べ、主治医へ相談するか、直接先進医療を行っている医療施設へ連絡するしかありません。

先進医療は自己負担となりますが、税制優遇を受けられます。

厚生労働省のホームページを参考
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan02.html