がん治療一覧

筋力の衰えとタンパク質

ホエイプロテインアイソレート(WPI)の摂取は、がん治療を支える有効な手段である事が支持されます。この論文から、WPIの摂取は、がん治療に無害であること、そして筋トレをしなくても一定の効果があることが分かりました。私の開発・提供しているリハテインWPIは、ホエイプロテインアイソレートを使用しており(商品名にもWPIと入ってます)、人工甘味料、人工香料、砂糖不使用です。 がん治療中の方にも提供できるように考えて開発された、健康面に配慮したホエイプロテインです。

利尿薬

がん患者さんの多くは利尿薬を使用する機会が多いです。そのため、副作用を自身で理解して欲しいと思います。利尿薬は水の再吸収を阻害する薬剤であり、全身浮腫の軽減を目的として処方されます。速効性のあるループ系利尿薬や、強力なバソプレシン拮抗薬など様々です。主治医により併用方法などが異なりますが、副作用が起こった際の身体のサインに気付く事が重要です。

骨粗鬆症

婦人科系のがん治療では、骨密度が低下する骨粗鬆症のリスクが高まります。骨密度が低下していた場合は、骨粗鬆症に対する薬物治療が行われます。しかし、100%骨折を予防できないので、骨折を起こさない動作を知る事が重要です。

肺がん治療

肺癌は小細胞肺がんと非小細胞肺がんに分けられ、非小細胞肺がんに対しては、EGFR遺伝子変異を約半数の肺がん患者に認めています。EGFR遺伝子変異を検査することで、分子標的薬治療が行えます。免疫チェックポイント阻害剤も肺がんと適応になるなど、肺癌の治療は進歩しています。一方で副作用として間質性肺炎のリスクに注意が必要です。

虫歯

がん治療をされている方は、口腔内環境の変化が起こりやすいので、虫歯になりやすいです。もしも虫歯になったら、がん連携歯科医院を受診することをオススメします。一般的な歯医者の場合、がん治療を行っている事で断れるケースもあるようです。歯科治療を受ける側としても、やはり癌について一定の知識を持った歯科医院で治療を受けたいと思うものです。

アレルギー反応と輸注反応

がん治療に伴うアレルギー症状には、免疫機能の亢進により起こるアレルギー反応と、抗原抗体反応により起こると考えられている輸注反応があります。アレルギー反応は抗がん剤で起こりやすく、輸注反応は分子標的薬で起こりやすいです。そのため、抗ヒスタミン薬の事前投与などが行われます。また、普段から体調を整えておくことも有効です。

陽子線治療

陽子線治療は放射線治療と比べて後遺症も少なく、悪性腫瘍へピンポイントでエネルギーを照射できる治療法です。近年、一部の疾患で保険適応となっており、先進医療も行われています。費用が300万円と高額なため、保険適応の拡大が期待されます。

患者申出療養

患者申出療養は、保険適応治療、治験、先進医療に該当しない治療を行いたい患者の意思に応える制度です。国側、患者側の双方にメリットがあります。しかし、現状普及していません。保険適応外の治療を行うのは、医師側にリスクがあります。急変時の対応などの医療設備が整った大きい病院でないと実施できません。制度は立派ですが、患者の希望をかなえるにはハードルが高すぎる制度だと思います。

がんの先進医療

がんの先進医療は種類が多いですが、対象疾患はとても限られます。主治医が先進医療を把握していなければ、勧められる事はまずありません。自分で調べ、主治医へ相談するか、直接先進医療を行っている医療施設へ連絡するしかありません。先進医療は自己負担となりますが、税制優遇を受けられます。

間質性肺炎のリハビリ

免疫チェック阻害薬のオプジーボによる薬剤性間質性肺炎が報告されています。間質性肺炎になるこ呼吸困難や咳、指の変形が現れ、日常生活がとても不自由になります。治療はステロイド剤となりますが、完治は難しいです。そのため、呼吸リハビリテーションが行われます。呼吸方法の指導、日常生活の工夫、自分で行うストレッチ、軽い運動が大事です。