腹水一覧

体重増加のサイン

がんになると体重減少する方が多いですが、反対に体重が増加する方もいます。体重増加の要因は腹水や浮腫などの水分貯留のケースが多いですが、稀に腫瘍増大を伴う事もあります。食事量は変わらないのに体重が増加する場合は精密検査を検討してください。

癌と腸閉塞

癌の腸閉塞は、多くの癌患者さんが悩む症状の一つです。吐気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状が出現します。癌に伴う腸閉塞の原因には、癌治療薬の副作用、術後合併症、癌の圧迫、腹膜播種があります。治療は保存療法から手術まであります。

腹膜播種

腹膜播種は子宮がん、胃がんで多くみられますが、腹腔内の臓器がんは腹膜播種を起こす可能性があります。腹膜播種になるとステージⅣと診断されます。PET-CT、審査腹腔鏡検査、細胞診が有用です。確立された治療はありませんが、先進医療である抗がん剤腹腔内投与や腹膜切除術が試されます。腹膜播種は現在多くの研究が行われており、播種転移のメカニズムが分子レベルで解明されつつあります。今後の進展が期待されます。

腹水・KM-CART

腹水は肝臓がんや胆管がんで見られますが、腹膜播種が原因になることもあります。第一に利尿剤で体内の水分を除去する治療が行われますが、改善しない場合はKM-CARTで腹水を抜き、濃縮されたアルブミンなどを体内へ戻します。KM-CARTは2週間に1回のみ保険適応となります。

肝臓がんのリハビリ

肝臓はエネルギーの貯蔵や解毒作用があり、がん化するとそれらの機能が低下します。障害が進むと腹水や肝性脳症のリスクが高まり、日常生活を困難にさせます。肝臓がんのリハビリテーションでは、それらの進行を遅延させ、ADLを維持させることを目的としています。