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理学療法士監修のがん治療にできるエクササイズを紹介しています。
がんの基礎知識、治療、がんリハビリテーションを中心に情報を発信しています。
理学療法士監修のがん治療にできるエクササイズを紹介しています。
筋肉量が減少すると、日常生活に支障をきたすことは元より、手術や抗がん剤の効果、免疫チェックポイント阻害剤の効果にも影響を及ぼす事が報告されています。筋力を後回しにせず、薬物治療と並行して筋肉を保つ事が重要です。
がん治療中でもできる筋力トレーニングを、がんリハの理学療法士が紹介します。がん治療中は、多くの点に注意が必要です。これなら私でも出来る!をコンセプトにしています。
がん治療中の方でも実施可能なストレッチを、動画で紹介しています。骨転移やポートがあっても行えるストレッチとなっています。
筋肉は同化(増える)と異化(減る)を繰り返しており、そのスイッチには、mTORが関係している。同化は筋トレやタンパク質の摂取により促される。同化に重要なアミノ酸は、ロイシンであり、ロイシンが多いほど、筋肉合成は促される。ロイシンが配合されたプロテインが、リハテインWPIである。
エストロゲンが原因の乳がん患者は約6割です。エストロゲンは、食欲抑制作用があるため、ホルモン療法によるエストロゲン分泌減少は、体重増加の要因となります。エストロゲン分泌減少により、自律神経の乱れを引き起こすので、自律神経を整える事で、食欲減退が期待されます。
がん治療患者の有酸素運動はとても推奨されています。がん治療における副作用の軽減、抑うつや不安の軽減効果が得られます。有酸素運動は週3回、1回30分以上の運動を続けると、12週後に効果が表れる事が一般的ですので、運動の継続が必要です。運動負荷量の設定は、カルボーネン法で行うことを推奨します。
便秘はがん患者さんの大半が経験する副作用であり、通常は下剤が使用されます。しかし、下剤も薬剤であるため副作用があり、注意が必要です。自分で行える便秘対策として、水分摂取や食事の工夫、便秘体操や環境調整があります。
乳がん術後の症状に苦しむ方は多く、その原因はアライメントの問題から薬剤まで複合的です。大抵、主治医へ相談しても解決しないケースが多いです。今できる事は、自主訓練しかありません。また、一見関係の薄そうな有酸素運動を取り入れることも、有効とされていますので、ジョギングやランニングを始めてみるのもいいかと思います。
ビタミンは脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンがあります。ビタミンは身体の中で起こる様々な反応の補助として働いており、食物から摂取する必要があります。ビタミンを点滴で投与する方法もありますが、過剰になると癌を引き起こす可能性が考えられており、医師の判断が必要です。水様性ビタミンはサプリで摂取しても、ほとんどが尿として排出されている可能性があります。高額なビタミン剤には注意が必要です。